雨の日・湿気の高い日に髪がうねる、クセが気になる。そんなお悩みありませんか?
本記事では雨の日・湿度の高い日にクセが出る原因と、そんな日にやるべきポイントをご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
僕自身現役の美容師として、年間1500名を超えるお客様を担当しており、今までの経験を基にご説明します。
雨の日・湿気の多い日に髪がきまらない原因
髪が水分を吸うことでクセが出る!?
髪が水分や湿気を吸うことで髪の水分量がバラバラになってしまい、膨張して髪の形が歪んでしまいます。
なのでいくらアイロンをしていても元のクセが復活してきたり、髪の毛を自然乾燥したようなパサパサした質感になってしまいます。
そうなってしまうと髪にツヤが出なくて老けて見えてしまったり、顔周りにクセが出るとお顔が大きく見えたりと良いことは何もありません。
雨の日・湿気の多い日にやるべき5つのポイント!
1.洗い流さないトリートメントをつけてしっかり乾かす
髪の毛の水分量が均一でなければ髪のうねりがでたりまとまりが悪くなります。洗い流さないトリートメントをつけてしっかり髪の毛を引っ張りながら乾かすことで髪の水分量が整って、湿度の高い日にも負けにくい髪になります。
特に乾かし方が重要なのでこちらの記事も参考にしてください。
2.アイロンをした後に、オイル・バームをつける
アイロンで髪の毛の形を整えた後にオイルやバームで表面をコーティングして湿気が髪に入りにくいようにしていきます。
アイロンをする時は細かくブロックをとってアイロンした方が熱がしっかり入るので、アイロンのもちがよくなります。前髪は1束で一気にやるよりも2段ぐらいに分けてアイロンすると良いです。
仕上げのオイルはつけすぎるとベタベタになってしまうので少なめの量から少しずつ調整してください。
3.クセを生かすスタイリング
どう頑張ってもクセがまとまらない髪質の方はハネたりクセが出てもいいようにムースやワックスで動きが出るようにスタイリングします。
髪が広がってパサパサしてしまう方はウェット系のスタイリング剤(ムース・オイル・ジェル)などでスタイリングするといいと思います。
クセを生かすスタイルとクセを抑えるスタイルでヘアスタイルの形やカットの方法が変わってくるので、担当美容師さんにどっちの方向でいくか相談するとスタイリングがやりやすくなりますよ!
4.髪の毛を結ぶ・まとめる
どうにも髪がまとまらない時は一つに結んでまとめるしかありません。結んだりした時も毛先はオイルやトリートメントをつけて、毛先がバサバサにならないようにするといいと思います。
5.縮毛矯正・ストレートをかける
髪の毛のクセを根本から直すことができるので、濡れたり、湿気が多い日もストレートがキープできます。ただ根本のクセが伸びてきたときには、ストレート部分とクセがでてきた部分に差がでてしまうので一層クセが気になってくる場合があります。
前髪とお顔まわりだけ2ヶ月に1回ストレートパーマをかけられる方も結構いらっしゃいます。
まとめ
雨の日や湿度の高い日に髪のまとまりを良くする大切なポイントは2つで
- 髪の水分量を均一にすること
- 湿気が髪の中に入らないように表面を保護すること
これしかありません!
それでも気になる場合は、縮毛矯正やストレートパーマでしのいでいくしかありませんが、一度かけるとこれからも繰り返しかけないといけなくなるので担当美容師さんに相談しながら決めていくのがオススメです!