パーマをかけたらパサパサになってツヤを出したいと悩んでいませんか?
パーマの種類によってツヤの出し方も違ってそれぞれのパーマの種類に合わせたスタイリング方法があります。
本記事ではデジタルパーマ・普通ののパーマスタイルの髪にツヤを出す方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
僕自身現役の美容師として、年間1500名を超えるお客様を担当しており、今までの経験を基にご説明します。
パーマスタイルで髪がパサついて見える原因
パーマによる乾燥・ダメージ
パーマの薬剤やデジタルパーマの熱によって髪の毛に負担がかかって、髪の内部の構造や髪の表面のキューティクルが壊れてしまうことでパサついて見えたり、ツヤが出なくなってしまいます。
髪質や使う薬剤によってダメージの大小はありますが、現在の技術では髪のダメージをゼロにする事は不可能です。
髪の面が整わないことでパサついて見える
髪の毛のツヤは髪の毛流れが整って面がきれいに出る事で光が均一に反射してツヤが出て見えます。
しかし、パーマのスタイルは面を整えるストレートスタイルとは反対で動きを出すスタイルなので面が整わずツヤが出にくいです。
パーマスタイルにツヤを出す方法
デジタルパーマの髪にツヤを出す方法
普通のパーマよりデジタルパーマの方がツヤが出やすいと思います。
なぜならデジタルパーマは乾いたときにカールが出やすいパーマだからです。
乾かすときに髪を指に巻きつけながら乾かす
全体の根元をしっかり乾かした後、毛先から中間を指に巻きつけながらクルクル乾かすと髪の面が整ってツヤが出ます。
髪の質感がコテで巻いたような感じになるので、クルクル乾かしたあとは軽く手ぐしを通して崩してあげるとツヤっとします。
オイルやバームをつける
乾かしてベースができたあとはオイルやバームなどのトリートメントやスタイリング剤をつけます。そうする事で毛先の枝毛や切れ毛が抑えられて毛先までツヤのある髪になります。
普通のパーマの髪にツヤを出す方法
普通のパーマは濡れたときに一番パーマが出やすくなります。
完全乾燥してしまうとパサパサな質感になってしまうので、スタイリング方法がかなり大切です。
仕上げはムースやオイル
普通のパーマはまず髪の面が整ったツヤを出すのはほぼ不可能です。乾いたときに独特のパサつきが絶対に出てしまうからです。
ツヤを出す作戦としては、【濡れた状態で乾かす事】。
髪の毛が濡れてる状態の時はパサつきは感じないですよね?なので髪が半乾きの状態で、ムースやオイルなどをつけて自然乾燥にします。そうすると髪の表面はコーティングされて、髪の中の水分が蒸発しにくく髪の質感がウェットな状態で乾きます。
ふわっとした質感は出ませんし、オイルやムースをつけすぎるとべたっとしてしまいますが、ツヤを出すためにはこの方法が一番です。
まとめ
パーマスタイルでツヤを出すのは結構難しいと思います。特にパーマを強めにかけたいけどツヤも出したいって言うのは多分不可能です。
パーマがゆるめのデジタルパーマであれば髪の面が整いやすいのでまだ可能性があるかなって気はします。
普通のパーマの場合はウェット系のスタイリングで濡れたツヤを出すしかないので、美容師さんと相談しながらパーマの種類を決めるといいと思います!!